ミネラルウォーターを手作り出来る・サンゴの力/そら通信

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「そら通信」69号 2006年1月号


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ミニマム・ヘルスではない 
オプティマル・ヘルスの時代がやってきた
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 健康には「ミニマム・ヘルス」と「オプティマル・ヘルス」という考え方があります。
 単に病気をしないというのは、これはミニマム・ヘルス(最小限の健康)の範囲。つまり、病気でない人は一人残らず健康ということになって、その中には「元気な人」もいれば、「くたびれきっている人」もいるはずなのに、その区別はありません。あるいは、降圧剤を常用しながら血圧を安定させていて健康だというような、さらに低いレベルでのミニマム・ヘルスも考えられます。

 しかし、一方のオプティマル・ヘルス(最善の健康)は、病気をしないのは当たり前であり、50代であろうと、70代、80代であろうと、その年齢における最高の健康状態を保ち、結果として最高に気分がよく、自然な活力がみなぎっている状態をあらわしています。もちろん、健康診断などにおける健康数値もすべて最良であり、薬の手助けなども一切必要としないことは言うまでもありません。

 では、このオプティマル・ヘルスをどのように手に入れるか? 今回はこのことをテーマに話をすすめていきたいと思います。

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八十歳でも自前の歯が残せる
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 いや嬉しいな! 「あなたの歯は8020、大丈夫!」と、歯医者さんから太鼓判を押された。※8020とは、80歳までに自前の歯が20本以上残せるという意味である。
「歯茎は健康な人のピンク色・・・、半年に一回の検査で、よく歯を磨いていればまったく問題はありませんよ」という診断。

 「これはあきらかに歯周病だ」と、はっきり自覚するようになったのは今から5年前のこと。下の前歯4本がグラグラする。かなり凍みるので熱いものや冷たいものは恐る恐る食べる、出血する、ひとと話すときには、つい口臭が気になって手を口にかざす。そんな有様・・・。
 歯周病にかかった歯を指でゆすりながら「こりゃ、早晩抜けるな・・・」と考えると、不安に駆られてくる。
 
 そこで真面目に治療にも通うようになったが、目立つような改善はほとんど見られない。医者に対する不信感もつのって治療院を変えてみるが言われることは同じだった。
「この下の歯がかなり悪いね〜。あと何年持つかな〜。あまり凍みるようだったら神経を抜きましょう・・・!」。

 これは正直、わたしにとっては(もちろん誰にとっても同じではあると思うが・・・)ひじょうな悩みになりましたね。
 歯がどんどん失われて、仕舞いには総入れ歯になっていく・・・、そんなジイサンになる自分の姿がとても想像できない。いや、想像したくないのだ。
「トシとりゃ〜、誰でもそうなるんですよ」が普通かもしれないが、でも、わたしにとっては絶対に受け入れ難いことである。
 たとえば、あの年齢にしてものすごく元気で若く見える母親にしてさえも、入れ歯を外したとたん、鼻の下の皮膚には何本ものタテジワができてフガフガの婆さんに変身する。そんな姿を自分自身に重ねてみるのは恐ろしいことである。


 どうしたらいいんだろう・・・、って真剣になりましたね。そして、いろいろな情報を集めたり、その関係の本もたくさん読んだり・・・。で、あるときにヒラメイタ! 
「そうか! いくら歯を磨いてもダメなんだ。根本の原因が改善できていない」。じゃ〜、こうすればいいじゃないか、と考えついたのが、現在、皆さんにセミナーでお伝えしている方法です。自分で言うのもなんですが、かなり画期的な方法だと思います。なぜかというと「手間がいらない、お金がかからない、それでいて効果抜群」と三拍子そろっている。 結局、なにが言いたいのかといえば、このような「歯の健康」というものを例にしても、オプティマル・ヘルスというのは、お金をたくさんかけたからといって手に入るものではない。優秀なお医者さんに多額の金額を払って高度の治療をしてもらったからといって手に入るものではない、ということです。

 たとえば日本人の場合、80歳の時の自前の歯は平均たった5本しか残っていない。これが欧米人であれば20本前後残している。もちろん人種間の身体的な相違なんていうものではなくて、ようはちゃんとしたケア(手入れ)をしているかどうか。つまり、こういうことに対する意識の違いなんです。
 この問題に対して多くの日本人はどう考えているのか? たぶん、歯が悪くなったから医者に行く、ですね。そして現実は、治療するたんびにますます歯が悪くなっていく。しまいには、やれインプラントだの、総入れ歯だのと、人工的なものに頼らなければ満足に食べることさえできなくなってくる。

 わたしの場合には、今ある自分の歯(治療済み5本、治療無し25本)を、死ぬまで全部残そうと考えているわけですから、歯医者に行くのは治療の目的ではなくてケアのためなんです。
 今回の場合も、もう1年ぐらい歯石なんかも取ってもらっていないから、(引っ越しの関係もあって)前に通っていたところとは別の歯医者に行ってみた。そこで、はじめに紹介したように「あなたの歯は8020、大丈夫! 今、なにも問題はありません」と診断されたんですね。もちろん、ついでに歯の清掃もしっかりとやってもらいました。結局、4回通って支払った合計金額は約5千円(もちろん保険を使いましたが)。次は半年後に来てくださいとなりましたが、どうですか、これ面倒くさいですか? 費用は高いですか?

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オプティマルになれる人
なれない人・・・
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 ここがオプティマル・ヘルスと、そうでない考え方の分かれ道だと思うんです。
 例えば、インプラントになった場合、それにかかる費用は、1本の歯でも約20万円。20万円ですよ! ケアの方だったら半年毎に5千円。1年で1万円だから20万円あれば20年間ケアできる。しかも、そのほうが自前の歯が守れる。もちろん、この場合でも、わたしの考えた画期的方法を併用するのが絶対に不可欠ですが・・・。
 それが治療になったら大変なお金を支払いながら、あっちが痛いの、こっちがダメだのと、辛い目にばかりあう。歯も汚くなってくるし、口臭だって強くなってくるしね(俗に言われるオジサン・オバサン臭の原因になる)。
 少し、くどく言いますが、もう一度確認してみてください。どっちがオプティマルでしょうかね? 先々、治療費に何十万円も、何百万円もかけていくのとでは・・・。

 つまり、普段のケアのほうがよっぽど経
済的だし、しかも、健康的かつ若々しさを保っていけるわけじゃないですか。これが本当の意味でのオプティマル・ヘルス、あるいはアンチエイジングだと思うんです。

 他の部分に対する健康だって同じです。「健康食品は高い!」とかいっても、重大な病気になってしまえば、治療のために何十万円も何百万円もかかることになる。
 医療保険がきくからと思っている人もいるかもしれないが、とんでもない! ガンなんかは、保険の適用外になる治療もあるし、月何十万円もの支払いをやらなきゃならない場合だってある。しかも、ガン治療は過酷です。仕事だって遊びだってできなくなる。それでいて、半数の人は助からない。
 でも、かりにサプリメントでガンや心臓病や脳卒中にかからないことが確実になるとしたら・・・、それに毎月1万円、あるい2万円程度かけても惜しくないと思いませんか−米国では、教養もあり、健康に留意していて、ライフスタイルにも気を配っている人たちほど、サプリメントを積極的に使用する傾向があります。むちゃくちゃな生活をしていても、サプリメントさえとっていればなんとかなるというわけではない。


 少し話題をかえてみましょう。ちょうど、
1年前に「そらハウス」ができましたが、この建物には結構いろいろな設備をつけました。もちろん建築費については、いかに経済的にできるかということに対してあらゆる苦心をしましたね。建築費が高くなるということは、つまり、その費用の全てが最終的には「そら製品」の価格にまで跳ね返ってくることになる。ですから自分の家を建てる以上に真剣になった。
 だからといって今問題になっている“耐震強度偽装”なんていうことは論外ですよ。構造など肝心なところにはお金をかけている。この「そらハウス」のことについて話し始めたら、それこそ、それだけでかなりの話題になりますから、また別の機会にお話ししましょう(これから新築される方にとっては、ものすごく参考になることが盛りだくさんですよ)。

 さて、どんな設備かというと、その一部を紹介しますと、まず防犯設備に2百万円以上の費用をかけた。ドロボーに何時入られるかどうかわからないことに、普通だったらここまでやらなくても、と思われるぐらいに徹底しました。でもそのことで、百%とはいかないまでもセキュリティーが万全になったわけです。
 それと暖房設備。24時間暖房ができるということでドイツ製の暖房機を各部屋にセットした。近ごろだいぶ寒くなってきましたけれど、これが本当に暖かいんですね。ワイシャツ一枚でいられるぐらいに。そらハウスに来られた皆さん、「いいですね〜、でもドイツ製だとお高いんでしょう」って言うんですね。ところが、そうじゃないんですね。今流行の床暖房なんかと比べたら四分の一ぐらいの費用。
 それに、深夜電力を使った蓄熱方式だからランニングコスト(毎月の電力料)もひじょうに安い。節電の相談で東京電力の
方に来ていただいたら、これだけのスペースの暖房をしていながら、その消費電力量の少なさに驚いていた−日本の製品というのは、最新の機能が備わって便利というのはいいんだけれど、人にやさしいとか豊かにする、となるとヨーロッパ製品のほうが優れているという気がしますね。

 話が少しそれましたが、なにが言いたいのかといえば、オプティマル・ヘルスは“最高の健康”を手に入れることですが、それは取りも直さずオプティマル・ライフ(最高の人生)を手に入れるためのものなんですね。ですから、その人の生き方、あるいは人生観というものに、ものすごく関係してきます。
 そらハウスの場合も、わたしたちが仕事をしたり、ユーザーの方達が来られたり、セミナーで集まったりした場合にすごしやすい環境は何か? ということを一番に考えて設計してもらい、建ててもらった。もちろん、わたしたちのイメージどおりですが・・・。
 「今度本社を建てられるということで、どんなビルになるんですか?」と、いろいろな方から聞かれましたが、あいにくコンクリートのビルなんか最初から考えていない。ご覧のように完全な木造建築です。
 オプティマルなものを手に入れるためには、お金や手間をかけるところは思い切ってかける、一方で意味のない無駄なお金は一切使わない。と同時に、どこにかけたらいいかという選択眼、あるいはセンスといったものが必要です。

 たとえば、タバコを吸っていてオプティマル・ヘルスを手に入れたいといっても、これは無理な話ですよね。
 ビタミンの中でも、最も代表的なのがビタミンC。お肌の栄養素としてはよく知られていますが、実のところは活性酸素の除去物質であり、表皮細胞の再生や免疫機能の増強など、わたしたちの生命活動のほとんどに関係している重要なビタミンです。ところが、タバコを1本吸っただけで25mgのビタミンCが消失する。

 つまり、1日20本吸う人であれば、なんと500mgのビタミンCを体内から失う計算になります。ところが国の定めた栄養所要量では、ビタミンCは1日100mg摂取すればよいとなっているので、これに対しては全く不足することになってしまう。先日、「ビタミンCを豊富に摂らないと・・・」と、ある人に言ったら、みかんを食べているから大丈夫って答えるんですね。そうすると・・・、500mg補充するのに毎日15個ぐらい食べないといけない。普通の人の感覚というのは、その程度のものなんですね。

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すべて天然が良いのか?
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 何度も言いますが、オプティマル・ヘルスというのは最高の健康を手に入れたい、つまり、今の状態よりも、もっと上のレベルの健康を目指そうということなんです。ミニマム・ヘルスのように現状維持ができればいい、病気にならなければよいというレベルとは根本的に違います。いわんや、タバコは吸いたい、お酒はたくさん飲みたいけれどもオプティマル・ヘルスを手に入れたいなんていうことは有り得ない。

 以前、タバコは絶対にやめたほうがいいですよ、ってアドバイスしたら、「タバコを吸ってもいいように、そらの製品を使っているんだから、それで大丈夫なんだろう」って答えが返ってきた。これじゃまるで昔の王侯貴族じゃないけれど、贅沢三昧、欲望の限りをつくしていながら不老不死の秘薬を手に入れたいのと、考えはそう変わらないじゃないかと・・・、極端かもしれないが、わたしはそう思いましたね。
 ですから、近ごろの“セレブ、セレブ”と騒ぐのもどうも好きになれない(また話が少し脱線したかな)。まっ、こういった人たちが本物の健康、つまりオプティマル・ヘルスを手に入れられたことなど古今東西ありませんからね。


 ふたたび、ビタミンCの話にもどしますと、オプティマル・ヘルスのための量とは栄養所要量とは比較になりません。1日最低でも1000mg(栄養機能食品の上限量)。さらには2000r以上必要になります。米国の科学者ライナス・ポーリングはノーベル化学賞、ノーベル平和賞と2つもの賞を受けていますが、ビタミンCの研究でも有名です。このポーリングは1日に数千mg〜数万mgのビタミンCを摂取すべきであると言っています。
 なぜ、そんなに多く摂らなければならないか、というと次のような理由があります。
 すべてのビタミンというのは、本来、体の中でつくることができないために外から補給しなければならない。ところがビタミンCに関しては、人間、サル、モルモット以外の大多数のほ乳動物は自分の体内でつくることができるんですね。ですから、うちのワンちゃんに、わざわざビタミンCを与えなくてもいいわけです。

 では、そのほ乳類たちがどのぐらいのビタミンCを体内で合成しているかというと、だいたい1日あたり1g〜16g(1000mg〜16000mg/体重60s)になります。すなわち、逆にそれだけ大量のビタミンCを消費しているということなんですね。また、外から補給しなければならないサルの場合でも、自然の食べ物(果実とか、木の実な
ど)から1g以上のビタミンCを補給しているといわれています。
 こういったことからも、人間の場合であっても1g以上(1000mg〜数千mg)のビタミンCの摂取が必要だと考えられるわけです。

 よく、天然性のビタミンCじゃないとダメだ、なんていう人がいますが、それは間違いです。ビタミンCの化学名称はL−アスコルビン酸。イモやコーンに含まれるデンプンを原料に化学合成してつくられる。そして、これまでのビタミンCの効果などの研究は、すべて合成のビタミンCによるものです。
 このへんも、“天然”と宣伝すれば何でも売れるんじゃないかという業者の思惑が感じられますね。ビタミンEなどは確かに天然のほうが活性は高い。つまり同じビタミンでも、ビタミンの種類によって天然がいいのか、合成がいいのかは異なってくる。これは、ミネラルについても同様です。
 ただし、ビタミンCの業界裏話みたいなものについて少しお話しておきましょう。

 最近のビタミンC(L−アスコルビン酸)の製造元は、日本ではほぼ武田薬品に限られるようになってきました。それまでは、多くのメーカーでも製造していたのですが、中国製のビタミンCが多く輸入されるようになって価格が暴落し、日本のほとんどのメーカーは生産中止に追い込まれた。ところが一方で、中国製には粗悪品が多いという問題も生じています。このあおりで、品質の高いビタミンCの価格は逆に高騰している状態なのです。
 弊社そらの製品に使用するビタミンCは現在、品質が高いということもあって、スイスのロッシュ社製(鳥インフルエンザ用ワクチンのタミフルで有名になりましたね)のものを使用しています。

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オプティマル・ヘルスを
どう手に入れるか?
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 このように話していくと、よけいに難しくなってしまうかもしれませんね。ただでさえ健康食品でも、あれが良いのこれが良いのと勝手に宣伝しておいて消費者を惑わしている。じゃ、いったい何が正しいんだと・・・。こりゃ、正直、わたしにとっても難しい問題ですね。ここで、ハタと筆が止まってしまいました。どのように理解してもらったらいいのだろうかと・・・。

 唐突なようですが、“幸せ”ということじゃないでしょうか。「それで本当に幸せになれるのか?」という自分に対する問いかけ。ただし、これはわたしがそう思うことに限定しておきましょう。他の人がどうとかまでは言えないことですからね。でも、聞いてみていただけますか・・・。

 先日、NHKの「人間ドキュメント」シリーズで、「仲代達也 いま挑戦の秋」というのが放映されましたね。あなたもご覧になったかもしれませんね。仲代達也さんは、現在72歳。最愛の奥さんを9年前に亡くされて、その失意の中から立ち直り、これから老いに向かいながらも、新たな役づくりへの挑戦をしていくというものでした。
 その中で、「仲代さん、いま幸せですか?」とインタビュアーが聞く場面があります。仲代さんは答えます。「幸せとは言えないな。幸せなんて簡単に手に入るものじゃない」。あの仲代達也にして幸せではない・・・、わたしは驚きました。そして思ったのは“幸せ”の重さというものでした。

 現実的に考えますと、仲代さんほど幸せな方はいないと思います。役者としてこれほど成功された方は、そうはいませんし、いまの年齢にして大活躍されている。そして、わたしが言うのも生意気なようですが、その演技も(人格も)ますます円熟味、深みが増してきているように思われます。羨ましいかぎりです。その仲代さんにして幸せとは言えないという。何か、“幸せの”奥深さというものを感じてしまいますね。

 では、この“幸せ”がオプティマル・ヘルスにどう関係するのだろうか。オプティマル・ヘルスの根底には当然、「もっと人生を豊かにしたい、幸せになりたい」という強い欲求がありますね。そして、それを現実手に入れるためには本物を見抜く目が必要です。


 わたしも20年ばかり前には、幸せを手にするためには人並み以上に、経済的に豊かになることだと信じていました。ですから、持ち家も20代で手に入れましたし、それを元手に買い替えをしながら、横浜の一等地といわれるような所にも戸建てを持ちました。他人にも羨ましがられました。で・・・、どんな満足や幸せが得られたというのか。
 ある時、ふと気がつくと、いくつかある部屋のなかで何日間も何週間も入ったことのない部屋があったのです。そして、人けのないその部屋をのぞきこんで、何ともいえない空しさをおぼえたことがあります。どんなに立派な家を持とうと、そこに住む人間の文化がなければ何もかわらない。“今までの小さな家と”どう違うんだ。確かに、この家を手に入れたときには大変な喜びを感じました。自分を誇りにも思いました。でも、それは一瞬の間だった。

 それでも、わたしはまだ物に対する執着がありましたね。例えば、車というのは、ある意味で自分の成功のステータスにもなりますね。ベンツに乗っている自分を想像したら、なにか優越感みたいなものが生まれてきませんか。恥ずかしながら、わたしの場合も国産ですが最高級の新車を手に入れたことがあります。でも、それで満足したかというと、すぐに別の車が欲しくなる。欲望には際限がない。
 つまり、わたくしには本物を見抜く目がなかった。いくら欲しい“物”を手に入れても“心”は手に入らない。その心がともなわないと、本当の幸せにはなれませんね。

 もちろん、今言ったことは、経済的なことはどうでもいい、清貧でいいんだ、なんていうことを申し上げようとしているわけでは
ないんですよ。ただ大きな家が欲しい、高級車が欲しいなんて誰でもが考えるような尺度ではダメで(これは他人の尺度です)、自分にとって本当に必要なものは何か、幸せになるものは何かという自分の尺度が必要なんですね。

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油をとりながら脂肪カット 
 この矛盾をどう考えるか?
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 例えば、特保に指定されたエコナ油は脂肪やコレステロールがカットできるということで、普通の油の4倍以上もの値段でありながら、かなり売れているようですが、これで本当に肥満が解消できていると思いますか? わたしの耳には、ダイエットになったなんていう話はまったく届きませんね。
 今、問題なのは“総カロリー”の摂りすぎなんです。確かに、何十年か前までの日本人の脂肪摂取量は総カロリーの10%程度(少な過ぎ)だった。それが今や動物性脂肪の摂りすぎなどで30%近くまで増大している。そのことが肥満を助長していることは否定しないが、脂肪そのものは炭水化物、たんぱく質とならんで3大栄養素中の重要な栄養成分のひとつなんです。その必要摂取量は20〜25%、すなわち摂りすぎは5〜10%程度。これをカロリーに換算すると約100〜200kcal、つまり、ご飯1杯分程度のオーバーにしかすぎない。そこに油だけの問題を取り上げても本質的な解決には至りません。
 また、こういった脂肪カットを目的とした油については専門家の中でも否定的な意見が出されています。

 筑波大学の鈴木正成氏によれば(日経バイオビジネス 2002.12)、この油で調理したコロッケを健康な被験者に食べさせて、血中の中性脂肪濃度の増加やカロリー(エネルギー)消費量の変化をサラダ油で調理した場合と比べたが有意な差はなかった。また、動物実験の20日間観察でも、その効果は確認できなかったと報告している。
 一方の発売元企業側の研究内容では、BMI(体格指数)が25以上の肥満体質の人には幾分の効果があるものの、コレステロールが下がるわけではなく、わずかに善玉のコレステロールHDLが増えるが、根本的には「脂肪を過剰摂取する食習慣を改善することが先決」ということを認めている。 
 このような事実は、消費者側に明確に提示されているとは言えず、単にセールスポイントばかりが強調され販売されている状況ではないでしょうか。わたしの考え(尺度)では、こういったものはオプティマル・ヘルスとは似て非なるもの。無駄なお金を使うことにもなるため、わたくし共の食卓にはいまだ使用実績はありません。

 それよりも、どうやったら良い油を補給できるか? そのほうがはるかに効果的なんです。なぜなら、現在の食用油の多くがリノール酸でありオメガ6の過剰摂取になっていて、オメガ9やオメガ3が少なく、そのバランスが崩れてしまっているからです。オメガ6が過剰になると、血液がドロドロになりやすく動脈硬化を引き起こす原因になります。オメガ9の代表的なものはエキストラのオリーブ油、オメガ3はEPA、DHA等です(EPA、DHAは、基本的には魚などの食品から摂ることが望ましい)。

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常識の中にはオプティマル
   は存在しない!
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 さて、いくつかの例をだしながらオプティマル・ヘルスとは何か、ということの概略を説明してきましたが、その中で、わたしが訴えたいことは、「本物=オプティマル・ヘルス」というのは、とかく今の世の中で、もてはやされていることや常識とされるものの中には存在しない、もっと違ったところにあるということです。
 そしてまた、オプティマル・ヘルスの世界では最初にも言いましたように、ガンや心臓病、脳卒中などの、現在日本人が最も多くかかる病気などもまったく関係のない、高いレベルでの健康が獲得できるということなのです。
 
 最近の米国では、オプティマルのための「メガビタミン療法」というものが注目されてきています。従来のミニマム・ヘルスに対する標準摂取量ではなくて、もっと何倍ものビタミンやミネラルを摂ることでオプティマル・ヘルスを獲得しようとするものです。

 例えば、肌の若さを保つというケースでも、ビタミンC1000mg以上+ビタミンE100mg+ビオチン500μg+ビタミンB2+ナイアシン、というように標準量をかなり上回る栄養量において、その効果がひじょうに高まるとされます。その理由は、肌の老化などは、「活性酸素」が主な原因になるからです(ガンの原因ともなります)。また、その他のSOD素材(抗活性酸素物質)としてポリフェノールなども注目されます。

 このような考え方の基本は、ビタミンやミネラルは、人類をはじめとするあらゆる生物が進化の過程の中で、その生命維持のために利用してきた栄養素であること。そして、その「薬理的効果」に着目したところにあります(ミニマム・ヘルスでは「生理的効果」を期待しています)。その意味では、キトサンも同様のことが言えるでしょう。

 ここでまた苦言を呈しますが、例えば、“コエンザイム”は、あくまでコ(補)・エンザイム(酵素)の意味であり、オプティマル・ヘルスの体内では十分に産生できるので、外部から補給する必要はありません。α-リポ酸についても同様です。
 困ったことに、一般的にブーム素材とは
このようなものが多いんですね。一方のビタミンやミネラルなど、最も重要な栄養素
材をおろそかにしていて、こういった素材に飛びつくこと自体“本末転倒”であると言っていいでしょう。

 最後に本年の抱負を述べさせていただき今回の話の終わりにしたいと思います。まず、旧年においては大変なご愛顧をいただき本当にありがとうございました。また、本年も変わらずご愛顧いただけますようお願い申し上げます。紙面上で失礼とは思いますが、心より感謝申し上げます。
 そして、わたくしの本年のテーマは「オプティマル・ヘルス」と考えています。そのための研究、あるいは製品づくり、また、それに関する情報をお伝えすることに、さらなる邁進をつづけてまいります。

 ところで、今回のオプティマル・ヘルスの話は、正直なところ理念や概括的な内容に終始してわかりにくかったかと思います。わたしの筆力の至らなさをお許しください。もっと勉強し、分かり易く面白い文面となるよう努力してまいります。また、今後とも「オプティマル・ヘルスとは何か」をテーマとして取り上げ、その詳細をつまびらかにしてまいりたいと思います。ぜひ、これからの「そら通信」をご期待ください。本年も良いお年となるようお祈り申し上げております。  (2005.12.19 理博 永島昌和)

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コエンザイムQ10は、本物のダイエット素材か?
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昨日、棚を整理していたらコエンザイムQ10の1s袋が出てきた。わたしが数年前にコエンザイムに着目して、一部の製品に入れることを企画したが中止になった時のサンプルの残りである。その当時は、まだCoQ10はまったくブームにはなっていなかった。

なぜ中止に至ったかというと、CoQ10は元来、ヨーロッパでは心臓薬として「ユビキノン」の名称で出されていたが、その医学的効果は認められず採用されなかった。そのために健康素材として売り出しはじめた、という情報を得たからである。
コエンザイムは、知らない消費者に対しては何か新しいもののような感じを与えるが、コは補、エンザイムは酵素、つまりは「補酵素」にすぎない。また、ユビキノン(ubiquinone)は、「いたるところに存在する」という意味になる。つまりは体の全ての細胞に存在し、また体内で合成されるものである。

この物質が年齢とともに不足してきて代謝量が低下し、特に中高年の肥満を助長しているということからダイエット素材になるというのがメーカー側の説明だった。だが・・・、この「理屈」がいったいどこまで信頼できるのかは甚だ疑問である。なぜなら肥満の主な原

因は摂取エネルギーの過大、すなわちカロリーの摂取過多にあり、食事のあり方や栄養のアンバランスの問題であることは今さら言うまでもなく、その解決なくして肥満が解消されることなどはありえないからである。また基礎代謝量の低下は、高年齢になるにしたがってみられることは間違いないが、一方で、筋肉量を低下させない程度の軽い運動によって、それを維持していくことは十分に可能である。

これに比較して、はたしてコエンザイムQ10の効能が、いったいどの程度のダイエット効果に結びつくのか。実際上、このダイエット素材に明らかな効果があったとの報告はほとんどみられない。
わたし自身、メーカーから供与されたコエンザイムQ10を3ヶ月間しっかりと飲んでみた。1日摂取量は80r(原材量にして2g)であった。だが、体感できるほどの変化はまったくといっていいほどなかった。社内における専門家をまじえた会議でも、結局はこの素材は「ブーム商品」以上にはなりえないという結論に達した。このため採用が中止になった。

効果が疑問視される素材でありながら、一般市場でのグラム当たり売価は2000円程度と極めて高額なものになっている。ところが、コエンザイムQ10の原料価格は、一時高騰したピークを通り過ぎ、現在に至っては半値近くまで下落した。やはり、ブーム的素材として市場から飽きられはじめているのか、あるいは、同様の効果をうたったα-リポ酸に押され気味ということも考えられる。もっともα-リポ酸にしても、コエンザイムQ10とそれほどの違いはない。どのみち将来性のないダイエット素材であると推測している。
(2005.12.21 永島)

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毛髪のカルシウム濃度10倍は
乳ガンや大腸ガンの兆候!!
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 岡山県立先端科学技術センターは、毛髪のカルシウム濃度で乳ガンの兆候をいち早くとらえる診断方法の開発を進めている。
 カルシウムなどのミネラルが不足するとガンを引き起こすことはこれまでも指摘されてきた。たとえば、乳ガンを発症する人では、体内のカルシウム濃度が低下し、それを補おうと骨からカルシウムが溶け出てしまう(このことをカルシウムパラドックスという)。
 この骨から溶け出した余分なカルシウムが毛髪の細胞に蓄積して、正常な人の10倍もカルシウム濃度
が高まるというのだ。

 したがって、毛髪のカルシウム濃度を調べることで将来のガン発生を予測することが可能となるわけだ。例えば同技術センターでは、毛根のカルシウム濃度が6倍だった女性が、二年後に大腸ガンを発症した実例などをあげている。
 事実、米国の栄養大学ジャーナルで発表された研究によれば、カルシウムを豊富に摂った女性は、そうでない女性に比較して乳ガンの発生率が30%も少なかったことが確認された。

 カルシウムとガンのリスクに対するいろいろな研究結果から「国立科学アカデミー」では、50歳までは1日当たりのカルシウム摂取量を1000mg、それ以降は1200mgを推奨している。つまりガン予防に対してもカルシウムを豊富に摂ることが不可欠なのだ。

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